2018年2月1日木曜日

リアブレーキキャリパー オーバーホール(ピストン回り)




どうもこんにちは
レイです。





納車してから少し気になっていたのですが、リアブレーキの戻りが悪くちと引きずり気味だったので、パッドを変えるついでに見てみたらなんとダストブーツが破れているではありませんか!


こりゃ早急に対処しなければ。。。






という事で、今回はリアブレーキキャリパーのOHです。サイドブレーキ機構はSSTが必要になるのでピストン回りだけです。






2018年1月24日~2018年1月25日施工








早速作業に取り掛かります。

まずは馬をかけてサイドブレーキ解除してから行いましよう。











ブレーキホースの繋がっているバンジョーボルトを外すとフルードが流れ出てきます。その前に






エンジンルームにあるブレーキフルードの容器にサランラップを巻いて密封します。これをすれば重力が掛かりにくくなるのでフルードがたくさんでなくて済み、エア抜きが楽になります。








そしたらこのような道具を使ってフルードを止めておきます。

モノタロウで仕入れました。あると便利♪





ゴミなどが入らないように注意しましょう。

もう一度バンジョーボルトをつけておきました。




お次はサイドブレーキワイヤーの止め金具をマイナスドライバーでコジって外します。外した時の勢いでたまにどっかに吹っ飛びますw





あとはブラケットのボルトも外していきます。

とりあえずキャリパー裏に4箇所ボルトが止まってるので全部取りますwww

私のやつはビックローターキットを組んであるので全部で6箇所です。






取り外し完了!!!







スッキリですね。
寒いんではよ家の中に。。。






お持ち帰り完了。


オーバーホール部屋w








一応片側ずつ行います。組み方がわからなくなった時などに見直せる為です。


今回オーバーホールに使うのはPITWORKのシールキット
品番 AY620-NS007
4000円位だったような





まずはここのスプリングをマイナスドライバーでコジって外します。ちとコツがいります。







あとはピストンを引き出します。

サイドブレーキレバーをキコキコしてるとどんどん出てきますのでそれで取り出すことができます。

この時ピストンが抜けると同時に中に溜まっていたフルードが流れ出てくるので注意






ブラケットのブーツは引っ張るだけで取り出せます。余裕です。






ピストンが取り出せたらキャリパー内のシールも取り外します。


先の少し尖ったモノでやるといいです。でも中のシリンダー内には傷をつけないように!





あとは全体にパーツクリーナーやってワイヤブラシである程度磨いてやりました。あんま綺麗にならんwww


シリンダー内はブレーキクリーナーを吹いて柔らかいブラシなどで軽く掃除しました。







お次はピストン内部をばらしていきます。





ピストン自体はサビもなくいい感じです!!!








このように中はスナップリングで止まっているのでスナップリングプライヤーを使って外してやります。






中身はこのように何層にも部品が組み付けられているので順番を間違えないように。

上のスナップリングが一番外側になります。
したにあるボルトが一番内側。奥側になります。









これも全部きれいにして再度組み付けていきます。


このパーツにもパッキンが付いていますのでこれも交換します。組み付ける向きがあるので注意。

スナップリングも新品に交換です。








こんな感じで広がってる方が内側に向くようにします。







プラグボルトも一旦外してきれいにしてから取り付けです。ゴムキャップも新品に取り替えます。








バンジョーボルトには銅ワッシャーがついていますのでこれも新品に取り替えます。10mmです。これはシールキットには含まれてないので予め用意する必要があります。







バラしたら一通り洗浄を行います。

あとは逆の手順で組み付けていきます。






グリスも二種類あります。詳しい説明がなかったのでインターネットで調べたら右のピンクのやつは金属が擦れ合う部分





左のオレンジはゴムなどが当たるところみたいです。多分。。。。






ピストンにダストブーツをつけてグリスも塗っていきます。ここはピンクのグリスを塗布しました。







あとは上手いことキャリパーにブーツをはめ込むだけですが、私はここが一番難しかった。。。

コツとしては先にシリンダー内にグリスを塗ってダストブーツを先にキャリパー側につけてからやるとうまく行きました。

なれないとここが一番手こずるかも






ピストンは時計回しで入っていきます。反時計だと手前に出てきます。

ピストンを移動させるときはこのようなブロックキューブを使うといいです。アストロに売っていますよー







ブラケットピンにはオレンジのグリスをつけてやります。


あとはその上から新品ブーツをつけてやります。







こんな感じですね。向きがあるので間違わないように








あとは組み直してとー






あとは逆の手順で車体に組み付けてエア抜きして完了です。

エア抜きするときはエンジンルームのフルードタンクを絶対に空にしないように。ABSユニットにエアが入ってしまうと大変です。









ワンマンブリーダーを使いましたが、なんか完全に抜き取れてるか怪しかったので後日友人に手伝ってもらってエア抜きをもう一度行いました。


後から思いましたがワンマンブリーダーはキャリパーよりも上にブリーダーを設置したほうがいいです。エアが上に上がっていくので。


あとはプラグボルトのところにシリコンホースをはめるだけだとたまに抜ける時もあるので、タイラップで締めて保険をかけたほうがいいと思います。























虎毛布大好きです!!!





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